2012年06月05日
パンがお米を抜いた!
何年か前の米研 (全国米穀店経営研究会)の全国大会で講師として招かれていた方からのメールで
こういう記事がありました、 とお知らせがありました。
【パン購入額 初めてコメを上回る】
6月3日 11時2分
食生活の多様化でコメの消費量が減っていることなどを受けて、
去年、1世帯当たりのパンを購入した金額が、コメを買った金額を
初めて上回ったことが総務省の家計調査で分かった。
それによると、去年1年間に1人暮らしを除く世帯がコメを買うために支払った額は、
1世帯当たり2万7780円と、前の年に比べて1217円減った。
一方、パンを購入した額は66円増えて2万8368円となり、
パンを買った金額がコメを買った額を上回った。
家計調査の1世帯当たりのコメの購入額は、比較が可能な昭和38年以降、
一貫してパンの購入額より多い状況が続いていましたが、このところ減少傾向が続き、
去年、初めてパンの購入額に逆転された。
背景には、食生活の多様化などでコメの消費量が減っていることや、パンの原料となる
小麦が世界的に値上がりしていることがあるとみられる。
また家庭でコメを炊かずに、コンビニエンスストアなどでおにぎりや弁当を買う機会が
増えていることも要因の一つとみられる。
(メールより抜粋)
これは、お米屋さんにとっては大変なピンチでもありチャンスです、
常に消費者の変化を見逃さずに経営をやっていかなければいけない、今までと同じ事
を続けていても飽きられるし、他に代わられてしまう。
というアドバイスを頂きました。 ありがたいメールです。
うちはほんとに何か変わったか、変えたかと言われると・・・
昔とは、いろいろと変わっているけれど自分から変えたものがあまりないような気がする。
逆に、昔のやり方の方が良かったような気もします。 薄利多売のスケールメリットを
追いかけてスーパー卸、自販機販売を始めて、そのどれもが資本力のある大手におされてきて、
薄利のまま売り上げが減っている。
昔は1件1件御用聞きして回り、お米以外でも相談にのって情報や、商品を届けたり、お米を売る事以外
の仕事も結構やってたような気がする。
ただ、その当時はスーパーの安売りや農家の直売が少なかったのもあるけれど。
ピンチをチャンスに捉えて・・・口で言うのは簡単ですけどね、それをどうやるかが難しいんですね。
最近、息子に「なんでも一生懸命努力をせろ、お前はなんでも中途半端で楽な方楽な方ばかり選んで
どうするか!」といつも怒っているのが自分に言ってるようで・・・
Posted by もりげん at 13:17│Comments(0)
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