2012年06月12日
米研 全国大会 ~横浜
第28回全国米穀店経営研究会が6/10(日)横浜で開催されました。
数多くの出展者(いろいろなお米と一緒に販売出来るような商品や精米機械、)や、生産者が
お米屋さんで取り扱いを求めてこられてました。
お米屋さんはじめ、出展者、生産者等、総勢130名程の大会となりました。
毎年いっているので顔なじみの米屋さんや、業者の方、生産者の方と近況報告や新しい情報、
これからの展開等をいろいろと話をしました。
現在、米不足は全国規模となっており、自県産のお米が手に入らない状況が冒頭の挨拶でした。
「商経アドバイス」という米穀専門新聞の専務取締役のお話、毎年ありますが一番聞きたい最新の情報
これからの展開を講演されます、やはり何にしても米穀店として生き残っていくには仕入れを根本的に
考えて取り組まないといけない、また、低価格競争に巻き込まれない販売形態の確立。
いろいろと勉強にはなりますが、当座の米高騰、米不足の解消、打開策というのは見当たりませんでした。
米不足になった要因の一つに、米の集荷、販売の分散が予想以上に広がり、それぞれが在庫確保している事
があげられました。
また、びっくりしたのが以前「ごはんソムリエ」の試験で知り合ったお米屋さんと出会うし、
その時一緒に試験を受けられた生産者の方とお会いしました。
なかなか男前の大嶋さん。
気さくな方で、しかもいろいろと資格も取ってあり、お米に関して勉強もかなりされておられるようでした。
また、びっくりするような種類のお米を作ってありました。
JAS有機のお米(これがなかなか面倒な手間と労力がいります)、特別栽培米、華麗米(カレーに合うお米)等、
ホームページも立派に作ってあってすごいです。
生産者である上に、米穀店以上の販売努力、商品開発、企画をされていて「すごい!」の一言でした。
ですが、風評被害を受けているのも事実ですと言っておられました。
また、宮城のお米屋さんはまだ親族が行方不明のままだったり、ほんとに悲惨な状況を話されてました。
早朝から出発し、夜まで続きますが、それでもまだ話せなかった方たちや、聞きたかった事などがたくさんあり、
1日という短い時間でしたが、びっしりと内容のつまった大会でした。
全国でたくさんの米研のお米屋さんが頑張っている姿を見てまた頑張らないといけない気持をもらったのが一番の収穫
でした。
Posted by もりげん at 19:21│Comments(0)
│全国米穀店経営研究会